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高橋三条市長が退任のあいさつを行い、7年半の市長職にピリオド(2006.10.16)
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17日付けで退職する高橋一夫三条市長はその前日16日の午前、各庁舎を回って順番に退任のあいさつを行い、旧三条市時代から7年半の市長職を締めくくった。
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三条庁舎で退任のあいさつを行い、花束を手に退室する高橋三条市長
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午前8時40分から三条庁舎で職員に、続いて正副議長にあいさつしたあと、三条市消防本部、栄庁舎、下田庁舎の順に回った。
三条庁舎では職員約150人を前に「7年半に渡って長い期間、大変お世話になりました」とあいさつ。とくに後半は7・13水害とその河川改修工事に伴う移転、さらに合併と50年、100年に一度、あるかないかの大事業を振り返り、「その間、本当に皆さん方には誠心誠意、頑張っていただき、本当に感謝しております」と述べた。
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退任のあいさつを行う高橋市長
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水害では、職員は家族を差しおいても不眠不休で市民のため一生懸命、頑張ってくれたとし、「公務員としての皆さん方のすごさは、これからも、わたしの人生忘れないひとつの思い出」と感謝した。
自身の退任後は「どうか新しい市長さんと一緒になって、すばらしい三条市を築いていっていただきたい」。最後に「助役さんと一緒に7年半、わたくしを支えてくださり、本当にありがとうございました。厚く感謝申し上げます」と深く頭を下げて3分ていどの短いあいさつを締めくくり、職員から花束を受け取り、拍手に包まれて退室した。
一方、7・13水害で経験したことのない大災害に直面した三条市消防本部でのあいさつでは、職員40人余りを前にあらためて水害での活躍に感謝した。
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三条市消防本部での退任のあいさつ
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進行中の河川改修で安全性は高まる半面、考えようによっては万が一の場合、7・13水害以上の被害の出る危険性があるとし「そういうことにも十分留意をされ、市民の安全安心のため頑張っていただきたい」とした。
また、県央地域で要望の高い救命救急センターの開設については「1日も早く県央においても救急医療ができるように、新しい市長に申し送る」とし、「できるまでの間、ご苦労はあろうと思いますが、市民のためにこれからも頑張っていただきたい」と激励した。
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